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医学的にも正しいラテン語圏のシエスタ

医学的意味のあるラテン語圏の「シエスタ」

人間の体は、食後約2時間程度の間、消化を促進させるために、血液を胃の周辺に集中させるようにできています。
そのため、本来脳に行くはずの血液が胃へと回されてしまうので、脳が一時的に酸欠状態に陥ります。
これが、私たちが食後に眠気に襲われるメカニズムの正体です。

「シエスタ」の時間はどこの地域でもおおむね2時間です。
体のメカニズムを知った上で2時間という時間が設定されているとは考えにくいのですが、ラテン語圏の人々は経験則的に2時間が妥当であると結論付けたのでしょう。

人間は、知識としてではなく知恵として、体に優しい風習を生み出すことがたくさんあります。
「シエスタ」も、そうした知恵の結晶の一つであると言えそうです。

日本でも広がりつつある昼寝の文化

日本でも、最近は「お昼寝」の文化が見直されつつあります。

学校現場では、意図的に昼寝の時間を取るところが出てくるようになりました。学力低下が叫ばれる中、少しでも生徒のやる気と集中力を引き出すために、学校側も努力を始めています。

また、マーケット面で言っても、「お昼寝」市場は侮れません。「お昼寝カフェ」なるものが出てきている上、「お昼寝」専用のデスクピロー(デスク用枕)など、各種アイテムの開発や市場投入が相次いでいます。

将来的には、職場内に福利厚生の一環として本格的な「お昼寝」スペースを設けるところも出てくるかもしれません。人事や総務を担当されている方で、何か会社の目玉になるような福利厚生サービスはないものか考えている方がいらっしゃれば、「お昼寝」に着目してみるのも手だと思います。


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