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風習や習慣が長続きする本当の理由

「朝の紅茶」の医学的な意味

朝の人間の体は、まだ体温が上がりきっておらず、心と体の働きが鈍い状態にあります。
こうした時に温かい飲み物を飲むと体温が上がり、仕事がしやすくなっていきます。
「朝の紅茶」で淹れたての熱い紅茶を飲むのは、体温調整の面から見て医学的に正しい方法と言えます。

また、紅茶に含まれる「テアニン」という成分は、人をリラックスさせる効果があります。
「これから仕事をしなければ」という憂鬱な気分が、紅茶の「テアニン」によってほぐされ、仕事への前向きな意欲を引き出します。
さすがに「テアニン」の存在は貴族の時代には知られていなかったでしょうが、それでもイギリスの人々は経験則的にリラックス効果を把握していたのでしょう。
だからこそ、一般市民にも広く伝わったのだと考えられます。

公務員の世界では「朝のお茶」は当たり前

日本でも、昔から「朝のお茶」を飲む習慣のある職場があります。
それは、公務員の世界です。

民間の企業と違い、朝早くから窓口を開けなければいけない公務員の世界。
朝にあえてお茶を飲むことで、早めに心身の状態を整える必要があります。

また、朝礼の時間を取ることのできない部署が非常に多いため、朝にお茶を飲む習慣を作ることで人を集めやすくし、部署内などのミーティングを促す効果があります。

残念ながら、最近では公務員のこうした風習に対して、「勤務中に茶を飲むとはけしからん」というクレーマーが多数出てきたようで、苦慮した紅茶業界が「透明な紅茶」まで売り出す時代になりました。
ですが、「朝のお茶」によって、行政サービスの効率化が図られているのです。
そのくらいは大目に見て欲しいものですね。


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